日本人がビザが必要な国はどこ?
日本人がビザが必要な国はどこ?
海外旅行する際に気になるのはビザが必要かどうか?
自分の行き先にビザが必要かどうかで手間が変わってきますよね。
出来ればビザなしが嬉しい
先日、ビザなしで渡航できる目的地(都市)の数をランキング化した「ヘンリーパスポートインデックス」の最新版が2023年1月10日付で発表され、日本のパスポートが5年連続で1位になった。
日本のパスポートは227都市のうち193都市に「ビザなし」で渡航できるそうです。
それほどほとんどと言ってよいほどビザなしで行ける日本のパスポートの恩恵を
うけられない国がどこか気になりますよね?
以下の33ヶ国です(2022年1月現在)
ロシア、
キューバ、
北朝鮮、パキスタン、アフガニスタン、ブータン、トルクメニスタン、
ナウル、
アルジェリア、アンゴラ、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、チャド、中央アフリカ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボアール、赤道ギニア、エリトリア、ガンビア、ガーナ、リビア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、シエラレオーネ、南スーダン、リベリア、
ビザが必要な33ヶ国中、アフリカが22ヶ国と圧倒的に多いですね。
ビザが必要な国と必要ない国の違いは?
一方でビザが必要国は先ほどご紹介した33の国です。
この違いはどこから生まれるのでしょうか?
ビザとは、日本では査証とも呼ばれていますが、
渡航先の国に事前に申請し、審査を経て発行される「入国許可証」ともいえるものです。
自国の安全を守るなどの目的で、渡航希望者の身元を事前に審査するためのものです。
「安全を守る」ためのものなので、入国しようとしている人が
安全と分かりやすければ、ビザが必要ないのでは?ということになります。
入国の際にビザが必要となる基本的な理由として、相互査証免除協定を締結しているかどうかがポイントとなります。
相互査証免除協定とは、相手国へ入国する際にビザなしを許可してくれるならば、自国もビザなし渡航を免除するというものです。
多くの国はこの協定に則っていますが、国同士による政策や主義の違い、また経済格差などを理由として不均衡が生じています。
先ほどビザが必要として挙げた国は多くがアフリカで33ヶ国中、22ヶ国を占めています。
アフリカでビザを必要としている国が多い理由は、内戦などの影響で情勢が不安定なため外国人の出入国を警戒しているためと思われます。
情勢が不安定であれば警戒心も強くなりますよね~。
中東地域に位置する、イラク、シリアなども同じ理由によります。
北朝鮮などの国は政権が独裁政権などで外交政策的な影響によるものと思われます。
ロシアやキューバは社会主義の国で資本主義の日本と主義が違うため。
ビザが必要な国への入国と今後は?
多くの人が海外旅行などで出かける観光地で上位を占める国などはビザなしでイケるということですね。
ただ、観光ではなくビジネスなどで必要のため入国しないといけない場合もあると思います。
上記で紹介しました国はビザの取得申請が必要になります。
またアフリカの地域は日本政府も渡航をできるだけ控えるようにとのこと。
これらの国に渡航の際は当該大使館への相談が必要だそうです。
現在、ビザが必要な国でもそのビザが必要な理由がなくなり日本との外交関係が良くなれば、ビザなしでの渡航先が増える日も来るかもしれません。