義理チョコは反対?賛成?理由や推移、チョコ市場の今後はどうなる?

 

もうすぐバレンタインの季節。私が学生の頃はこの日が近づくにつれソワソワしてました。やはりチョコを貰えると嬉しかった記憶があります。

 

そんなバレンタインで話題になるのが「義理チョコ」。

 

女性側のみなさんは、気遣いなど大変さが伝え聞こえてきます。

そういう状況の中で義理チョコに対する意見として、

 

「反対」、女性側からの「あげたくない」という意見が約8割

一方の男性側も「嬉しくない」という意見がなんと6割も。

 

私としては驚きの状態なのですが、その理由や今後のバレンタインやチョコレート市場がどうなるのか気になり調べてみました。

 

義理チョコの反対や賛成の理由は?

 

準備する手間や気遣いなどが大変と思われる女性側からだけでなく、男性側も約6割もの人が「欲しくない」という理由などが気になりますね。

 

そもそも、義理チョコは1936年にバレンタインが始まり、その後バレンタインデーに対するイメージ戦略が定着した1950年代に風習として出てきているようですので、約70年もの歴史があるイベントになりますね。内容はともかく、なかなか70年も続くイベントも珍しいと思います。

 

反対の理由は、女性の大変さと返礼する男性の事情からというものが多いですね。

   特に、会社の特定の人の好みだけでやめるにやめられないというところもあるようで、そのような職場ではその方がいなくなると同時に義理チョコの風習もなくなる傾向にあるようです。

 

   男性側もお返しを自分で考えつかなくてご家族に考えてもらうという家族を巻き込む感じになると無くなって欲しいと思ってしまいますね

 

賛成の理由では、今回の調査でも20代に多い理由として「イベントとして楽しめるから」などで過半数が嬉しいと回答。

 

義理チョコの推移やチョコ市場の今後はどうなる?

本命の人だけに渡す「本命チョコレート」に比べて、義理チョコを渡す相手の人数は多いと推測されます。

 

チョコレート売り上げに占める義理チョコの割合はそれなりにあると推測されます。

 

そんな中、今回、2023年の義理チョコに対する見解から義理チョコを「あげたくない」女性が約8割にも上るとチョコレート市場の売り上げはどうなるのか気になりますね。

 

義理チョコレートの推移に関しては

今回2023年の調査では「あげたくない」女性の割合が約8割ですが、

約10年前の2014年のある調査では、働き女子の約6割が義理チョコ「贈る派」で、

しかも贈る人数が平均「8.4人」だったそうです。

 

これから考えると一年でチョコの売り上げどきと思われるバレンタインでの売り上げが減少し、チョコレート市場が縮小するように懸念します。

 

しかし、実際は、2022年のバレンタイン市場規模は約12%も前年比で伸びているそうです。

 

推測される理由としては、義理チョコから他の理由、例えば友チョコや自分へのご褒美チョコなどの新たな用途が広がったり、単価が増加したりすることが考えられています。

 

チョコレート業界としては、義理チョコとしての風習での売り上げは減少しても、別の目的での売り上げが増えるイベントとして続いて行きそうな感じですね。