無人宅配ロボット・デリロの値段は!?注文から受け取りやエレベータの対応は?
無人宅配ロボ「デリロ」の値段は?
昨今の物流業務などでの人手不足から、人手以外のロボットなどの利用を進めることは
急いで対応しないといけない問題ですよね。
ですが、企業としてはコストの面も気になるもの。
そこで無人宅配ロボ「デリロ」を利用することに伴う費用がいくらくらいなのか
調べてみました。
商用プログラムで
初期費用:500万円/台
運用費用:月12万円/台~
(マップ作製:ルート設定、現地チューニング)
なかなかなお値段ですね~。
無人宅配ロボ「デリロ」の機能・仕様
昨年12月、無人宅配ロボ「デリロ」による実証実験が東京都中央区月島で行われたそうです。
この実証実験は3回目。
無人宅配ロボ「デリロ」は、通りを大人の早歩き程度の速さで進み、テークアウトのハンバーガーを商店から
約500メートル離れたオフィスまで運びました。
無人宅配ロボ「デリロ」の機能としては、周辺地図の歩道データが組み込まれている。
6台の搭載カメラで、通行人らを察知して避け、信号の色も識別できる。
液晶画面の目をキョロキョロ動かしたり、
「右に曲がります」などと声掛けしたりする機能も付いている。
出典:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/deliro
注文から受け取りまでの流れ
無人宅配ロボ「デリロ」を利用する場合は
どのような流れになるのでしょうか?
Step1:ユーザーによる注文
・ユーザーはスマホアプリを使ってコンビニの買いたい商品を選びます
・お届け時間と場所を指定して配達を予約
・支払い方法は、クレジットカードで注文を完了
Step2:店舗スタッフによる積み込み
Step3:宅配ロボットによる自動配達
・注文の確認は店舗専用アプリを使います
・指定されたボックスに商品をいれて配達開始
・商品を安全に配達するため 配達状況は常に遠隔で監視します
・状況に応じて遠隔操作も可能
・全ての配達工程を管理・記録できます
STEP 4: 宅配ロボットから受け取り
・配達場所に近づくと注文した人のスマホに通知が届き。
ロボットとのコミュニケーションでスムーズな受取りを実現
出典:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/deliro
エレベータはどう対応するの?
無人宅配ロボ「デリロ」は高度な自律移動技術を搭載しています。
その技術で周囲環境を認識しながら走行経路上の障害物を検出し、停止や回避など適切な移動制御を行います。
配達先はいろんな場所があり、一軒家だけでなくマンションなどにも
配達するばあいもありますよね。
今回3回目の実証実験の場として選ばれた地区の東京都中央区佃エリアは高層マンションエリア群。
平地は先ほどの機能で対応可能としても、マンションへの宅配のときにはエレベータを
利用することが必要ですよね。
エレベータはどう対応するのでしょうか?
実際の様子が以下の動画です
ビルの三菱電機製人荷用エレベーター(ドア幅100cm)の制御盤に改修を加えた上で、DeliRo™(デリロ) が三菱電機のスマートビルプラットフォームサーバーと接続することで、エレベーターとの通信・制御を可能としました。