英検一級のすごさや合格率は?最年少、最高齢合格率やネイティブの人ではどうなのか?
英語のレベルを客観的にはかるテストにはTOEICやTOFFLE、英検などがあります。
読む、聞くだけでなく話す、書く能力も求められる英検の一級は最高難度のテストに感じます。
そんなテストに中学一年の生徒さんが合格したとのニュースが流れました。
改めて英検一級のスゴさなどを調べてみましたのでご紹介しますね
英検一級のすごさは?どれくらいの難易度なのか?
1級は、英検の試験において最終目標となる級です。
狭い範囲の 英語の能力だけでなく広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できることが求められます。
難易度としての比較は社会人の方などに一般的に実施されてる英語テストのTOEIC。
TOEICでは最高点が990点です。900点はTOEIC受験者のうち、3.8%しか獲得できないハイスコアなので、取得すると「英語の超上級者」という強力な武器が手に入ります。
英検一級も取得されてる方の感想ですと、その900点より難易度が高いという感じだそうです。
そのような難易度のためか、英検一級取得者への能力の評価も高いようです。
英検一級を取得した資格としての活用も入試優遇、単位認定、海外留学など広範囲に渡り、とくに通訳案内士(ガイド)試験の外国語(英語)の筆記試験が免除されるなど、高い評価を得ています。
英検一級の合格率は?
英検1級の合格率は10%前後です。
受験者10人受験したら8〜9人は不合格になってしまう計算になります。
決して難易度の低い試験ではないので、万全の準備が必要です。
参考までに合格率が10%前後の資格試験として、
土地家屋調査士 8%
弁理士 8%
マンション管理士 8.5%
測量士 10%
行政書士 11.5%
などがあげられます。
他の英語試験との比較は?
今回ニュースになったのは英検。
英語に関するテストには他にもTOEICやTOEFLなどもあります。
先ほどそれらのテストのひとつであるTOEICとの比較をご紹介しました。
他のテストとの比較も気になり調べてみましたら以下のような比較表がみつかりましたのでご紹介しますね
英検一級の最年少、最高齢合格率は?
今回中学一年生の学生さんが英検一級に合格し、協会も驚いたという内容のニュースでした。
英検一級は一般的に大学上級程度のレベルと言われています。
しかも単なる英語だけでなく、幅広い知識も求められることから難易度が高いとされる試験です。
そのレベルを中学生という若さで合格したので凄いですね。
今回は中学一年生という年齢での合格ですが、合格者の最年少や最高齢も気になりますよね。
最年少合格者は小学校四年生。(2022年7月時点)
最高齢の合格者は70歳で合格された方がおられるようです。
最年少の合格者の方は帰国子女の方のようです。それまでの最年少記録の中学一年生を大幅に塗り替えました。
英検一級合格は帰国子女でないと難しい?
英検一級は英語の高い能力を求められるテスト。
であれば英語の高い能力が身についてると思われ、ネイティブと同等の英語力を持つような帰国子女であれば合格の可能性が高いのではないかと思われます。
しかしながら、そんな彼らであっても英検1級には容易に合格することはできないようです。
先ほど、英検一級は必ずしもネイティブレベルではないともご紹介しました。
英語のテストでありながら英語の能力以外の物が要求されるのでしょうか?
英検1級は英語の試験でありながら、単に「英語が喋れる、英語がわかる」というだけで合格できる試験ではないようです。
「英語で自分の意見が論理的に主張できる」
「相手の質問に対して質問の意図を理解し、相手を納得させるだけの根拠に基づき英語で返答できる」というレベルまでが求められる試験です。
英語をコミュニケーションの手段として運用する高い能力がようきゅうされるということのようですね。
帰国子女の方は英語の能力の点では有利かもしれませんが会話としてのコミュニケーションもきちんと行える能力も身に付けないと合格できないということなのですね。
難しい理由が分かった気がします。
英検一級ネイティブの人はどうなのか?
TOEICテストと異なり、読む、聞く能力だけでなく、話す、書く能力が求められる英検。
ネイティブ並みにペラペラである必要があるのか?など気になります。
しかし、実際合格した人の感想を見ますと、必ずしもネイティブレベルではないようで、ネイティブレベルでなくても合格は出来るようです。
では、ネイティブの方は英検一級に合格するのか?気になりますね。
ちょっと話は変わりますが日本語検定という外国の方の日本語検定試験があり
一番上のN1という試験は、日本人の人手もなかなか合格が難しいレベルと聞きました。
ということもあり、英語の能力を測定するテストである英検の最高難度のテストにネイティブの方が合格するのかきになるところですよね。
ある英語塾の調べでは、結論から言いますと、ネイティブであればほとんどが合格できるレベルです。 実際、YouTube動画などで英語ネイティブに問題を解かせるなどのものがありますが、満点とはいわなくても合格レベルには十分達していたそうです。